Shadowcatcher / きょうと金管五重奏団

◎リンク先にて全楽章の試聴が出来ます!ka00001


きょうと金管五重奏団が客演ピアニストとして佐竹裕介を迎え
E.Ewazen「Shadowcatcher(シャドウキャッチャー)」の演奏に臨んだ
2013年公演(京都文化博物館別館ホール)のライブ録音です。

-------------------------------------------------------

きょうと金管五重奏団

1999年に京都市立芸術大学で学ぶ同級生4人と上級生1人で活動を開始した
「What’s Brass」を母体とする金管五重奏団。
2000年に自主公演を開催し、音楽鑑賞教室や夏祭り、ショッピングセンターでの
演奏等で地道に活動を続けた。2003年に現在の名称に変更。
幾度かのメンバーチェンジを経て、2007年よりバストロンボーン奏者の織田貴浩氏を迎える。
2Tp.Hn.2Tb.の為のオリジナル作品を積極的に取り上げており、
(E.Ewazen:コルチェスターファンタジー、D.Schnyder:金管五重奏曲、J.Bach:トリプティク)
2013年の公演では、ピアニスト佐竹裕介氏との共演による
E.Ewazen:金管五重奏の為の協奏曲「シャドウ・キャッチャー」を軸にプログラム構成を行った。

菊本和昭(トランペット)

NHK交響楽団首席奏者。私立洛南高校を経て京都市立芸術大学首席卒業及び同大学院主席修了。
フライブルク音楽大学に交換留学。2008年4月より1年間カールスルーエ音楽大学にて研修。
第72回日本音楽コンクール第1位及び増沢賞、E.ナカミチ賞、聴衆賞。
2008エルスワース・スミス国際トランペットソロコンペティション第2位。
2006年度青山音楽賞新人賞、第12回松方ホール音楽賞等を受賞。
東京オペラシティ・リサイタルシリーズ「B→C バッハからコンテンポラリーへ」への出演や
米国にて行われたChosen Vale国際トランペットセミナーにおいてゲストとして
ソロコンサートを務めるなど、独奏者としても積極的に活動している。
室内楽奏者としても京都トランペットグループ「Summer Breeze」、ジャパンブラスコレクション
各メンバーとして活動中。2004年4月より約7年間、京都市交響楽団に在籍。
これまでにトランペットを早坂宏明、有馬純昭、A.プログ、R.フリードリッヒ、Dr.E.H.タール各氏に
室内楽を呉信一氏に師事。ソロアルバム《奏鳴曲 Sonate》リリース。

福田裕司(トランペット)

京都市立堀川高等学校音楽科分校、京都市立芸術大学を経て、04′京都市立芸術大学大学院音楽研究科を修了。
イタリア・ヴェッリーニ大劇場オーケストラ、トランシルバニア交響楽団、京都市交響楽団、
関西フィルハーモニー管弦楽団(客演主席含む)、ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団、
大阪交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、セントラル愛知交響楽団(客演主席含む)、等、その他多くの
国内外のプロオーケストラに客演している。2008年度は随時的嘱託員として京都市交響楽団の
コンサートに参加。トランペットを藏野雅彦、早坂宏明、北村源三、杉木峰夫、有馬純昭、ヒロ野口の
各氏に師事。あさがおブラスクインテット、京都トランペットグループ「Summer Breeze」、あゆみムジーク、
ウィンドアンサンブル「奏」、各メンバー。日本トランペット協会主催オーディションに合格し、
第12回トランペット・フェスティバルに出演。音楽教室「リプル・ミュージック」トランペット講師。
兵庫県西宮高等学校音楽科非常勤講師。

水無瀬一成(ホルン)

1980年、京都生まれ。2003年、京都市立芸術大学音楽学部卒業。
同年、(財)名古屋フィルハーモニー交響楽団に入団し首席奏者を務める。
2011年より、京都市交響楽団に副首席奏者として移籍。
オーケストラ奏者としての演奏の傍ら、ソロ、アンサンブル等の活動を
関西、東海地方を中心に行っている。
シンフォニア・ホルステン、ジャパンブラスコレクション、フィルハーモニアクインテット、
ウィンドアンサンブルGAJAの各メンバー。
これまでに小山亮、猶井正幸の各氏に師事。

松田洋介(トロンボーン)

兵庫県揖保郡太子町出身。
京都市立芸術大学音楽学部首席卒業及び同大学大学院音楽研究科修了。
学部卒業時に音楽学部賞、京都音楽協会賞を受賞する。
関西新人演奏会、ヤマハ新人演奏会、姫路市新人演奏会に出演。
ドイツ国立ミュンヘン音楽大学(Meisterklasse)卒業。
ユーディー・メニューイン基金”ライブミュージック ナウ”のオーディションに合格。
ドイツ、アンデックスにてカール・オルフ音楽祭に出演。
トロンボーンを呉信一教授、ヴォルフラム・アルント教授の両氏に師事。
Emsemble Principal Venetiani(古楽アンサンブル)、H.G.Q.各メンバー。
関西フィルハーモニー管弦楽団トロンボーン奏者。

織田貴浩(バストロンボーン)

京都市立芸術大学音楽学部卒業。
98年よりドイツ国立ケルン音楽大学へ留学、2000年ディプロマコースを
その年の最高点にて卒業。同音楽大学国家演奏家資格コースの入学試験を
バストロンボーン奏者として初めて合格。
ケルン大聖堂少年合唱団と共に金管アンサンブルのメンバーとして
バチカン市国サンピエトロ寺院にてローマ法王の御前で演奏する。
その他、ドイツ各地にて金管アンサンブルやオーケストラの一員として演奏会に出演。
2002年4月、大阪センチュリー交響楽団の常任客演奏者となり帰国。
2003年ケルン放送交響楽団ジャパンツアーに客演奏者として参加し、ドイツと日本での演奏会に出演。
バストロンボーンを呉信一、ダグラス・ヨー、ミヒァエル・ユングハンスの各氏に師事。
2004年-2008年大阪センチュリー交響楽団バストロンボーン奏者契約団員。
近年、古楽のトロンボーン奏者としても活動を開始。
Emsemble Principal Venetiani(古楽アンサンブル)、H.G.Q.各メンバー。

佐竹裕介(ピアノ)

京都市立芸術大学を卒業。卒業時に音楽学部賞、京都音楽協会賞を受賞するほか、同大学卒業演奏会、
よんよんコンサート、読売新人演奏会に出演。同大学院修士課程を修了。大学派遣により
フライブルク音楽大学(ドイツ)へ交換留学。
吹田音楽コンクール、宝塚ベガ音楽コンクール、神戸芸術センター記念ピアノコンクールに入賞。
京都芸術祭新人賞を受賞。京都市交響楽団、京都フィルハーモニー室内合奏団等と協奏曲を共演。
神戸、フライブルクにてリサイタルを開催。アンサンブル・ピアニストとしての評価も高く、
伴奏者としてこれまでに東京オペラシティ・リサイタルシリーズB→C、
NHK−FM「名曲リサイタル」等に出演。CD録音にも多数参加。
鍵盤楽器奏者として関西の主要なオーケストラ、ジャパン・ブラスコレクションに客演。
華頂女子高等学校音楽科講師。